品川区が、訪問介護事業所に対する区独自支援を発表しました。
2024年度の報酬改定で引き下げられた差額分を区が補てんするものです。
1事業所あたり12万円から240万円程度を想定。
予算は3930万円計上されました。
品川区長は「訪問介護サービスへの支援は急務。基本報酬の引き下げにより、特に小規模な事業所が大きな打撃を受けている」と補正予算計上の説明をしました。
本当にそうですよね。
一般質問で、訪問介護事業所への支援を求めましたが、報酬引き下げによる影響を聞いても「把握していない」との答弁。
他の自治体では、報酬引き下げで支出の割合が8割から9割へと増えている実態をしっかり把握しています。
2025年から不足すると思われる介護職員の人数も明確に答弁できませんでした。
介護人材が不足して依頼に応えられないケースはあるかを尋ねると、「すべてを受けいることは出来ない」と答弁。
人材不足、介護事業所の運営は厳しいことは明白です。
武蔵野市は介護現場の実態把握をしっかりやって、他自治体に学び訪問介護事業所等への支援を行うことを強く求めます。
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